名QBの指標 ~Intercept率~ その3 日米QBで振り返る2016シーズン

今回は久しぶりのアメフトネタです。

日本時間 2017年2月6日 午前8時30分 ほどから開催された第51回 Super Bowlをもって、2016年のアメフトシーズンがすべて幕を閉じました。

本来であれば、このブログのテーマとしては、

Super Bowlの観客動員数を発表したかったのですが、、

イマイチ会場に来場した観客数がわからず断念です。。。。

どなた様か、知ってるよ!とか、ここに数字出てたよ!とか、ご存知でしたら教えていただけると幸いです。

気を取り直して、

1月3日にRice Bowlを持って一足早く終了した日本のアメフトと合わせて、

(誰が興味あるのかわかりませんが、)個人的に好きな指標 “被インターセプト率” で、日米のアメフト界を盛り上げたQB達の2016シーズンを勝手に振り返ってみたいと思います。

まずは、XリーグのQBの記録です。

Xリーグ 2016 シーズン終了時の被Intercept率ランキング

RANK選手名チーム名被Intercept率AttCompINTYardTD
1コービー キャメロン富士通フロンティアーズ2.03%1971214139210
2Mason Millsアサヒビールシルバースター2.13%1881304162214
3Jerry Neuheiselオービックシーガルズ2.45%1631124122010
4高田 鉄男パナソニックインパルス2.47%815625844
5菅原 俊オービックシーガルズ3.26%925838609
6原口 大知アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ3.28%613523572
7加藤 翔平LIXIL DEERS3.38%2371488177216
8Craft KevinIBM BigBlue4.00%1501036133612
9Devin Gardnerノジマ相模原ライズ4.69%192119914298
10多川 哲史IBM BigBlue5.88%341922023

やはりリーグ戦が終了し、プレーオフに入り強豪同士の本気の対戦になると、インターセプトが目立つようになってしまいました。

※リーグ戦終了時の記録はこちら

名QBの指標 ~Intercept率~その2
week3終了時にも各チームを代表するQBの指標として被Intercep率をまとめましたが、リーグ戦終了時点の成績も確認しておきたいと思います。↓前回まとめた記録はこちら◇Xリーグ 2016 リーグ戦終了時の被Intercept...

そして、NFLのQBの記録がこちら

NFL 2016 レギュラーシーズン QB Rating Top5 QBの被Intercept率

Rank選手名チーム名QBRate被Intercept率AttCompINTYds
1Matt RyanATL117.11.31%53437374944
2Tom BradyNE112.20.46%43229123554
3Dak PrescottDAL104.90.87%45931143667
4Aaron RodgersGB104.21.15%61040174428
5Drew BreesNO101.72.23%673471155208

はっきりとわかる被インターセプト率の低さ!パスアタックの回数が多く、一回あたりの被インターセプトの割合が低くなるのはわかりますが、Tom Bradyにおいては、レギュラーシーズン通してたったの2回しかインターされていません。

対戦しているCB、SFと言ったDB陣もNFL選手であり超一級プレーヤーばかり。

それに、試合数においても日本Xリーグの倍近く行っています。

試合時間に至っては、1Qあたり15分 (Xリーグは12分/1Q) と長く、プレー数も当然多くなる にもかかわらずの結果です。

今年のSuper BowlもQB Rating 1位と2位による対戦だったわけですが、納得の結果です。

この完成度の高さがリーグ全体のレベルの高さなのでしょうか。

Xリーグ 2017シーズンが終わったときに、

不必要だったり、無用心なインターセプトが減って、被インターセプト率がNFLの記録に近づくことを期待します。

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